ムーンスターでは、様々な機能を搭載したシューズを開発しております。用途やご利用シーンに合わせて、適切なシューズをお選び頂けるよう、シューズの素材やパーツ等の耐久性だけではなく、シューズに搭載された機能が、お客様にご満足頂ける水準で正常に作用するかどうかを、商品の開発段階で検証しています。今回はその検証試験の一つである「衝撃試験」の様子をご紹介いたします。
衝撃試験は、主に新素材のソールやインソール(中敷き)の衝撃吸収性や反発性を試験する為に行います。 着地時に足の裏にかかる衝撃の大きさは、歩行の場合で体重の1.2倍?1.3倍、ランニングで2倍?3倍、バスケットボール等の激しいスポーツでは5倍?8倍にもなるといわれています。靴に適度な衝撃吸収性がないと、足、膝、腰に負担がかかり、体全体に悪影響を及ぼすこともあります。そのため、シューズの底材または中敷には衝撃吸収性の高い素材を使用、着地時の足、膝、腰への負担を和らげる効果が求められます。


「衝撃試験」とは、その効果を検証する検査のことをいいます。写真のように一定の重量のおもりをシューズの上から落とし、おもりの跳ね上がりを数値化、衝撃吸収力や反発力を計測。試験の結果、その用途のシューズに求められる/必要とする/期待していた数値が得られなかった場合は、素材の変更やアウトソールのパターン等の変更の必要性があることを商品開発担当部門や生産工場に報告し、お客様ご満足頂ける水準の数値以上の商品が完成するよう、「衝撃試験」もその1役を担っています。





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