【お客様からの問い合わせ】

「購入後3ヶ月程使用していますが、右足の親指の付け根辺りが破れてしまいました。これは保証の対象にはなりますか?」とムーンスター カスタマーセンターにお問い合わせをいただきました。


【ムーンスター カスタマーセンターからお客様へのご説明】

お電話でお聞きした限りでは初期不良なのかどうかの判断ができかねますので、デジカメか携帯電話で撮影された画像をメールにて送付いただくか、該当のシューズをお送りいただきますようお願いしたところ、該当のシューズを送付いただくこととなりました。



【ムーンスター カスタマーセンターの対応】

該当シューズの到着後、不具合箇所を確認しました結果、穴の開いた箇所の周辺にひどく摩耗した形跡が見られました。また、破損部分付近の合皮材の縫い付け糸も摩耗し一部無くなっていました。
過去にいただきました同様のお問い合わせ事例からも、この破れはシューズ使用中、右足の親指周辺部分と何か(例えば自転車や登り棒等の遊具他)との間で、強い摩擦が複数回、継続的に生じたことで、(擦れたメッシュ素材に何かが引っ掛かったり)破れが発生、広がった可能性が高いことが予想できます。
そこで、お客様にお送りいただいたシューズの状態と、製品製造段階での製品摩耗テストや、実際の商品を使用した強度テストなどの複数の事例と照らし合わせた結果、同タイプのシューズで片足の同じ部分が集中して擦られることが続いた多数のケースで、送付いただいたメッシュ部位の破れ方と合致。本ケースは、使用中に継続して一定の部位が何か固い物に擦り付けられる様な状況が続いたことによる、磨耗からの材料の破損であると断定されました。

上記のような検証見解と共に、今回の破損原因は使用上で生じた摩耗消耗によるものであり、保証対象とはならない旨をお客様へお伝えし、また、このような破損、破れは修理するということも不可能であることから、このままご返送となるとご説明、ご理解をいただきました。

歩き方や走り方などは人様々な癖があるように、色々な遊びの中でも力の入る足、力の掛かる部位も人それぞれ異なり、シューズの摩耗状態は異なって現れてきます。
ですが、特定部位がひどく破損しまっているというケースの全てが今回のような「製品保証対象外」であるとは限りません。また、その破損の原因が破損部分でない部位によるものであるケースも考えられる場合もございます。
ムーンスターの製品をお使いいただく中で、少しでもおかしな点、違和感などがございましたら、些細なことでも構いませんので、ムーンスター カスタマーセンター迄、お気軽にご相談ください。





<非対象例01>    <非対象例02>    <非対象例03>    <非対象例04>    <非対象例05>    <非対象例06>    <非対象例07>    <非対象例08>    <非対象例09>    <非対象例10>