【お客様からお問い合わせ】
「1週間程前に靴を購入し、2回ほど履いたのですが、右側の履き口がくるぶしの部分に当たってしまい、痛くて履いていられません。左側に比べて右側の方が履き口の部分が浅い気がするのですが、一度調べて頂けますか?」とのご連絡をムーンスターカスタマーセンターに頂きました。
【ムーンスター カスタマーセンターの対応】
ご購入頂きましたシューズが痛くて履けないということで、まずはお詫び申し上げました。幸い、お怪我は無かったとのことでしたが、靴を履くと痛みを感じるという症状を深く確認させて頂くため、商品を送付頂けるようご依頼しました。
【品質保証部での調査結果】
お送り頂きました商品の履き口の高さの状態を確認致しましたところ、外のくるぶしの高さが、右足の方が約5mm程高いことを確認しました。
高さの違いの原因としましたは、中底のアッパーを固定する「吊り込み」の作業でバラつきがあった可能性、また踵部が内側に倒れ込んでいる様子も目視で確認が出来たことから、底の接着にも歪みがあった可能性が確認出来ました。これらの原因は生産の段階で生じた初期不良であることから、保証対象となることと判断致しました。
ご購入いただきました商品に不具合が生じてしまったこと、また、そのせいで痛い思いをさせてしまったことを改めてお詫び申し上げるとともに、同商品の在庫が既に完売となっていたため、すぐにご希望の同等の商品と交換させて頂く等のご対応の案内をさせて頂きました。
【今後の品質向上について】
履き口の高さは、工程上の作業を人の手にて行う工程も多く、その為製品として問題なく使用頂ける範囲内の誤差を常々検証し、ムーンスターではこの誤差の共用範囲を3mmと定め(足に痛みを感じたり、違和感を感じない誤差の範囲)、生産上の複数の過程で検品作業を行っております。それでも全品検査ではないため、どうしても類似する不具合の発生の可能性は残念ながら0にはなりません。しかし、今後この様な不具合が起こらないよう、限りなく発生率0を目指し、履き心地の良い靴を全てお客様の元へお届けできるよう一層、そして細心の注意を払ってまいります。
ムーンスター カスタマーセンター