【お客様からお問い合わせ】

「一ヶ月程前に子ども用に購入しておいたシューズを昨日初めて子どもが履きました。履く時には気がつきませんでしたが、歩き出してすぐにシューズの底の「かかと部分」が剥がれてしまいました。ボンドなどで接着をしようとしてみましたが、なかなか付けることができません。購入してからは一ヶ月は箱にしまってありましたが、それと何か関係はありますか？こんなに早く剥がれてしまうような歩き方はしていなく、かかと以外の他の部分は何の問題もありません。修理などをしていただけないでしょうか？」とのお問い合わせをいただきました。

【ムーンスター カスタマーセンターからお客様へのご説明】

購入後一ヶ月程度、未使用で置いていたとしても、底部分の部品が劣化し、剥がれてしまうという可能性は極めて低く、また、短い使用時間の歩行ということであればお子様の履き方や歩き方が原因ということも考えにくいため、製造過程での何らかの不具合が生じた疑いが強いということをご説明いたしました。お客様がご希望される様に修理が可能であるかどうかを確認させていただきたいこと、及び代替品との交換させていただく場合もあることをご案内差しあげ、お客様より不具合の生じたシューズをお送りいただきますようお願いいたしました。

【ムーンスター カスタマーセンターの対応】

新品のシューズであっても、未使用のまま長期間保管していたシューズや、その保存状態、履き方、歩き方が原因となり、靴底が剥がれてしまうということは考えられます。しかし、保管も一ヶ月程度で、使用早々にこのような不具合が起こってしまうことは、接着処理又は圧着過程になんらかの不具合があったという可能性が考えられます。
お客様からお送りいただきましたシューズの状態を確認後、すぐに品質保証部にて検証したところ、かかと部分の底ゴムがキレイに剥がれており、また、つま先部分にも同様の剥がれが確認され、同時にその他部位、部品の摩耗や劣化も見当たらないことから、製造過程での接着処理・圧着時の不具合であることという断定に至りました。
今回は修理が可能でしたので、お客様のご希望通りムーンスター久留米工場にて(無償適用)修理を行い、お客様へシューズをお送りさせていただきました。